杉並大宮八幡宮 - 小さいおじさんの妖精が棲む神社の都市伝説

近ごろ広まった都市伝説のひとつに「小さいおじさんの妖精の棲む神社」があって、そこへお参りをした芸能人がその「小さいおじさんの妖精」を連れ帰った、などという発言をして話題になっているということを聞きました。 テレビ都市伝説『小さいおじさん』の謎に迫る http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20080908/Cyzo_200809_…

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Amarcord Nino Rota - ハル・ウィルナーのフェリーニの映画音楽作品集

ごく私的に、1990年代のベスト・アルバムが前回触れたサニーデイ・サービスの「東京」とするなら、ぼくがリアル・タイムで聴いた1980年代の音楽の中でいまだに最高だったと思っているのはマリアンヌ・フェイスフルの1987年作品「ストレンジ・ウェザー」です。 Marianne Faithfull / Strange Weather このおそろしく魅力的な憂鬱に満ちあふれたア…

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「本日は晴天なり」 - 10年ぶりのサニーデイ・サービス

サニーデイ・サービスのメジャー・デビュー・アルバムが発売されたのは1995年4月21日。もう15年も前のことですが、その発売前日、レコード屋さんに入荷したばかりのこのCDジャケットを目にした時のことを今でも憶えています。 サニーデイ・サービス / 若者たち 1990年代のど真ん中で、はっぴいえんどの「春よ来い」のニール・ヤングみたいに野太いギターの音に痺れながら、永島…

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ALICE DROPS の アリス玉子

2010年4月7日から19日まで、大阪市北区中崎町にある三つのお店「jam pod」「one plus 1 gallery」「乙女屋」による雑貨とイラストの合同イベント「ALICE DROPS」が開催されています。 以前から乙女屋さんに人形や小物をお取り扱いいただいてお世話になっている葉子の万年少女人形館も、写真の「アリス玉子」を出品。 おどろいたことにこの「…

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アリスの時間 - トレヴァー・ブラウン&山吉由利子展に寄せて

人形作家の山吉由利子先生とイラストレーターのトレヴァー・ブラウン氏とコラボレーション展示が企画されているということはだいぶ前から耳にして、ずっと楽しみにしていたのですが、その二人展のテーマが「アリスの時間」であるということを知ったのは、わりと最近のことでした。 「2010年のアリス・イン・ワンダーランド」で書いたように、今年は「アリスの年」になるだろうと予想はしていましたが、尊敬す…

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シルクスクリーン・プリント・ワークショップで作った三月ウサギTシャツ

3月27・28日、東京を中心に活動する頭文字「S」の3つのデザイン・ウェア・ブランドによる展示会"S-Rooms"の2回目にあたって、以前もご紹介させていただいたsmall designのTシャツ・ワークショップが開催されるというので、今回も参加させていただきました。 前日までプリントしてみたい図案をあれこれ考えてみたのですが、なかなかいいアイデアが浮か…

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坂本慎太郎さんからの電話 - ゆらゆら帝国の解散に寄せて

1990年代の初め頃のこと。「ゆらゆら帝国」という変な名前のバンドがおもしろいよ、と教えられたとき、ぼくはその名前に覚えがありました。 少し前に読んだ雑誌「宝島」のネオ・ヒッピー特集号に掲載されていた小さな記事で、貧乏暮らしをしている美大生としてとりあげられたアングラ風な青年が、そんな名前のバンドをやっている、と紹介されていたことが、なぜか印象に残っていたのでした。…

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The Times They Are A Changin' - 続 ボブ・ディランの来日公演に寄せて

ぼくがボブ・ディランのライブを観たのは1994年、3度目の来日のときのことでした。 そのときの演奏で、いまでも印象に残っているのは、"The Times They Are A Changing"。 「時代は変わる」という、時代が変わっても変わらない真実を歌った1964年のヒット曲を古色蒼然としたたたずまいで歌うボブ・ディランと彼のバンドを観ながら、自分がい…

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ロイヤル・アルバート・ホール 1966 - ボブ・ディランの来日公演に寄せて

前回取り上げた「イーゴリ・ストラヴィンスキーとヴァーツラフ・ニジンスキーの『春の祭典』」について、なによりぼくにとって印象深いのは、"Le massacre du Printemps" 「春の虐殺」とまで皮肉られたこの「春の祭典」初演時の混乱と喧噪のようすが、ボブ・ディラン「ロイヤル・アルバート・ホール」のライナーノーツの冒頭に引用されていたことです。 19…

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イーゴリ・ストラヴィンスキーとヴァーツラフ・ニジンスキーの「春の祭典」

ぼくが描いた4つめのマトリョーシカのモチーフは、マトリョーシカが誕生したのと同じ19世紀末のロシアに生まれ、20世紀初頭の世界を席巻したバレエの天才、舞踏の神さま、ヴァーツラフ・フォミッチ・ニジンスキー。ということは前にも触れました。 ニジンスキー・マトリョーシカ #3「春の祭典」 4つめのマトリョーシカ http://timeandlove.at.webry.…

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クラッシュの「ロンドン・コーリング」と万年少女人形館の犬たち

下北沢のギャラリー「無寸草とづづ」にて3/2からはじまった毎年恒例の催し「お砂糖通り人形店」へ、初日の夜、オープニング・パーティにお邪魔してきました。 おかげさまで万年少女人形館の出品作品もおおむねご好評をいただいていたようですが、とりわけ意外だったのは、粘土で作った小さな犬たちが大人気で、この日すでに何匹もが飼い主が決まってお迎えされていったことでした。 こ…

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お砂糖通り人形店8 下北沢・無寸草にて

桃の節句のころに開かれる毎年恒例の催し「お砂糖通り人形店」が、今年も下北沢のギャラリー「無寸草とづづ」にて、3月2日からはじまります。 お砂糖通り人形店【8】 2010/3/2(火) - 3/14(日) 12:00 - 20:00 (最終日17:00まで) *月曜休廊 *居酒屋づづは23時まで営業 ギャラリー無寸草とづづ http://www7a.…

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Complete Alice - 「少女アリス」の最終復刻に寄せて

「復刊ドットコム」でリクエストに一票を投じていた写真集、沢渡朔の「少女アリス」は、続編の「海から来た少女」とあわせて「完全版アリス」として数年前に限定復刻されていましたが間もなくまた完売となってしまい、このたび「最終復刊」との触れ込みで部数限定重版のおしらせが届き、河出書房新社より発売されました。 完全版 アリス Complete Alice 1970…

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フェリーニの「道」のジェルソミーナのテーマ

スポーツやオリンピックにはまったく興味がないのですが、バンクーバー五輪のフィギュアスケートの男子フリーで銅メダルを獲得したという高橋大輔選手の競技シーンがテレビで放送されるたび、バックに流れる音楽を聴かされて、胸が詰まるようなたまらない気持ちになってしまいます。 Nino Rota: La Strada; Il Gattopardo; Concerto Soirée …

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「マトリョーシカの村」のようす

吉祥寺 gallery re:tailで開かれている企画展「マトリョーシカの村」。初日の夕方にお邪魔してきました。 「マトリョーシカの村」の入り口は、観光地にあるようなマトリョーシカの顔はめ看板が目印です。 せっかくなので、記念撮影を1枚。 60年代サイケデリック調にレタッチしてみました。 いよいよ村の中へ入るとすぐに、「姫だる…

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4つめのマトリョーシカ

4つめのマトリョーシカは卵形の4個組。全体の画像を掲載しておきます。 モチーフは、マトリョーシカが誕生したのと同じ19世紀末のロシアに生まれ、20世紀初頭の世界を席巻したバレエの天才、舞踏の神さま、ヴァーツラフ・フォミッチ・ニジンスキー。 「薔薇の精」「牧神の午後」「春の祭典」といった彼の代表作と、ニジンスキー本人のイメージをマトリョーシカにしてみました。 …

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3つめのマトリョーシカ

ほんの一部ですが、クローズアップした画像を掲載しておきます。 お察しの良い方はお気づきかと思いますが、ぼくのこの3つめのマトリョーシカ、モチーフはルイス・キャロルの「不思議の國のアリス」「鏡の國のアリス」です。 5個組のマトリョーシカの全体の写真はまた別の機会に。 2月17日から22日まで、吉祥寺の"gallery re:tai…

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吉祥寺のマトリョーシカの村 ギャラリーre:tailのマトリョーシカ展

Yahoo!ニュースに、思いがけずぼくの名前が出ているのを見つけてびっくりしてしまいました。 吉祥寺でマトリョーシカ企画展-100体展示、マトリョーシカ雑貨販売も  吉祥寺の「gallery re:tail(ギャラリーリテイル)」(武蔵野市吉祥寺本町3、TEL 0422-26-9874)は2月17日より、企画展「マトリョーシカの村」を開催する。 …

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小村雪岱の「文学としてのデザイン」 ~北浦和・埼玉県近代美術館の小村雪岱展に寄せて

日本人で最もすぐれたグラフィック・デザイナーは?という問いには、まず第一に小村雪岱の名を挙げたいと、ぼくは常々思っていました。 けれど、世間で小村雪岱の名前を耳にすることはほとんどありません。雪岱(せったい)の名の読み方さえ知られていないのではないのでしょうか? 最近では「芸術新潮」2010年02月号で雪岱のことを大特集している、というのでさっそくAmazonで見てみたら、内…

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新潮文庫のアリスと金子國義先生のこと

いま全国の書店で容易に入手できる新潮文庫版の矢川澄子訳 「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の挿画は金子國義が手がけたもので、その装丁を眺めていて久しぶりに金子先生のことを思い出しました。 矢川澄子訳 「不思議の国のアリス」 (新潮文庫) 挿絵:金子國義 もう10年かそれ以上前のことで、おそらく先生ご本人のご記憶にも残ってはいないかもしれませんが、ご縁があって…

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