チェルシー・ガールのウインター・ソング - ニコ

数日前に、BSでフェデリコ・フェリーニの映画「甘い生活」を放送するというので、「道」がいちばんのお気に入りのわが家でもこれはぜひ観てみようと言ってチャンネルをあわせていましたが、眠くて眠くて寝てしまい、ようやく最後の方で目が覚めて、ニコが端役で出演しているシーンを見ることができました。 そして今夜、同じくBSで放映されて観てみたのは、1993年のヴェルヴェット・アン…

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26人のマトリョーシカ展と文化の日

今朝は昨夜の荒れもようから一転してよく晴れて、11月3日は「晴れの特異日」と言われていることを思い出しました。 いまでは「文化の日」とされている国民の祝日ですが、1946年に公布された日本国憲法が平和と文化を重視しているから、などというその由来を、ぼくは納得することができそうにありません。 かつては明治天皇のお誕生日を記念して、その御聖徳を偲ぶ「明治節」という祝祭日だったこの…

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ふたつめのマトリョーシカ

先日ご覧いただいた「はじめてのマトリョーシカ」に続いて、ふたつめのマトリョーシカにも絵を描いてみました。 ひとつめとはだいぶ趣きが異なるものにしてみたつもりですが、さっそくこのイメージからの影響を指摘されてしまいました。 Laura Nyro / Eli and the Thirteenth Confession ローラ・ニーロ1968年のアルバ…

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はじめてのマトリョーシカ

はじめて試みた白木のマトリョーシカの絵付け、ひとつできあがりました。 2009年11月3日(火)から15日まで、東京・下北沢のギャラリー「無寸草とづづ」で開かれる「26人のマトリョーシカ展」に出品の予定。 催しの詳細は、追ってまたお知らせいたします。 ギャラリー 無寸草とづづ ◆◇◆ 薬箱手帖 ◆ 稲村光男抒情画工房 ◆◇◆…

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神無月・神在月と出雲大社のおみやげの鈴

10月のある日、たまたま島根県へ旅行に出たという方に、「今月は神無月、全国の神さまが杵築の出雲大社に集まる月だから、ぜひ出雲大社にお参りしてみて」とおすすめしたところ、さっそく赴かれて、「出雲大社はすごくいいパワースポットだった」と喜ばれ、わが家にもおみやげにお守りの「しあわせの鈴」を買ってきていただきました。 この方は、「日本瞥見記」の中で「出雲は、わけても神々の…

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白木のマトリョーシカに鉛筆で下絵付け

白木のマトリョーシカを、新宿の画材屋さん・世界堂で買ってきました。 はじめはどこかのネット通販で購入しようと思っていましたが、実物を手に取って見て選ぶことができたし、お値段もまずまずお手頃でした。 マトリョーシカは、フォルムだけでもかわいい。 入れ子の構造もやっぱりなんだか不思議な感じ。 それに、日光東照宮とはくらべものにならないほど伊勢神宮の建築…

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伊勢の神宮の神嘗祭の日に

10月の17日は伊勢の神宮の神嘗祭の日。 7月に実現したお伊勢参りからちょうど3ヶ月が過ぎて、「伊勢神宮 参拝の印象」「卑弥呼の日食と天の岩戸神話」「美術手帖の伊勢神宮特集」「上野で見た『伊勢神宮と神々の美術展』のまとめ」など、伊勢神宮のことについてはもうすでに何度か書き綴ってきましたが、まだまだ書き尽くせないことがたくさんあって、今回はそのなかでも特に大切なことを書きとめておきま…

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マトリョーシカのお絵描きとアンティークのクレヨン

久しぶりに、マトリョーシカの絵を描いています。 いっしょに写っている古いクレヨンは、先週の週末、茅場町のリビングギャラリー・スペース「MAREBITO」で開かれた「古道具とアートのある場所 vol.2」へお邪魔して、主の古村さんに譲っていただいたもの。 こんどの土日には同じ「MAREBITO」で、「姫だるま~マトリョーシカTシャツ」でおなじみのブランド「昭和元…

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ジム・ジャームッシュ アーリー・コレクション

前回「ワルチング・マチルダ ~ Tom Traubert's Blues」と題してトム・ウェイツのことを綴った前の晩、最近は何を聴いてるの?と訊ねられて、ちょうど頭の中が「トム・トルバーツ・ブルース」のメロディでいっぱいだったのでトム・ウェイツの名前を出したら、映画「コーヒー・アンド・シガレッツ」でイギー・ポップと共演してるのが最高に面白かった、という話になりました。 映画「コ…

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ワルチング・マチルダ ~ Tom Traubert's Blues

そういえばこれまで書いたことがなかったけれど、トム・ウェイツが好きです。 ぼくはお酒を飲みません。けれどこの酔いどれ天使の詩と歌が描き出す世界が大好きなのです。 山崎豊子原作のフジテレビ開局50周年ドラマ「不毛地帯」のエンディング・テーマにも使われることになったという、1976年発表の3作目のアルバム「スモール・チェンジ」収録の代表曲である「トム・トルバー…

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力士シール 古道具とアートのある場所 S-Rooms

2009年6月に茅場町のリビングギャラリー・スペース「MAREBITO」で開かれた日本Tシャツ・ブランド「昭和元禄」展示会「黄金ノ國ノ夜明ケ」では、ぼくもコラボレーション作家のひとりとして出展させていただくと同時に、small designのTシャツ・ワークショップに参加して自分でシルクスクリーン・プリントのTシャツを刷ってみたりと、楽しませていただきました。 そのときの模様と、ぼ…

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下北沢のマリア 世田谷区の「ツリー」と「リゾーム」

9月の後半は、アンティーク雑貨屋さん「木曜館」クロネコボックスでの葉子の万年少女人形館の展示「にっぽんの子ども展」の準備などで、何度か下北沢へ。 下北沢の駅を南口へ出るちょっと急な階段を下りるときぼくはいつもきまって、後半生をこの街で暮らしたという森茉莉が、よくこの駅ですっ転んだということをどこかのエッセイに書いていたのを思い出してしまいます。 森茉莉 ぼやきと怒りのマリ…

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白土三平 - カムイ伝 ~再開と再会

崔洋一監督・宮藤官九郎脚本の映画「カムイ外伝」が松山ケンイチや小雪といったキャスティングで制作されたことには、正直言ってほとんど興味を持てずにいました。 たいていの場合、思い入れの深かった漫画作品が映画化・ドラマ化されても、あまり期待することはありません。 ただ、それとは別に、映画の公開と時を同じくして「ビッグコミック」10月10日号にて『カムイ外伝~再会~』の連載が開始、2…

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要石 - 後編・鹿島神宮

(要石 - 前編・香取神宮からの続きです。) 鯰絵 剣で大ナマズを押さえつける鹿島大明神 香取神宮から鹿島神宮へ巡る途上、「坂東太郎」の名を持つ暴れ川である利根川の流れを越えて、茨城県へ。 古代のひとびとは日本最大の河川が洪積してできたこの「ひたちのくに」に、「常陸国」の字をあてました。 「常陸風土記」にはこの国が海や沼を渡ることなく往来できる平野とし…

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要石 - 前編・香取神宮

千葉県香取市の香取神宮と、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮。 記紀神話の国譲りの場面にて活躍する武甕槌命(たけみかづちのみこと)が鹿島の神、経津主命(ふつぬしのみこと)が香取の神、藤原氏の氏神である奈良の春日神社もこの二社の神を遷し祀ったものとされ、中臣氏の神道との関わりも深く、それぞれ古くから各地の尊崇を集めてきた由緒ある神社ですが、この二つの古社に共通して、さらにとりわけ興味深く思ってい…

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パール判事と「受験に強い朝日新聞」

ぼくがイラストレーションを手がけた「日本無罪~パール判事トリビュートTシャツ」は、この種のテーマを描いた商品ということがセールスの上ではネックになるかもしれないと危惧しつつ、覚悟の上で発売に踏み切ったものでした。 けれどおかげさまで思いのほか好調で、発売元ブランド「昭和元禄」の7月の売上ランキングでも「姫だるま~マトリョーシカTシャツ」に続いて2位にランクインと、意外なくらい健闘し…

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「にっぽんの子ども展」のようす

下北沢の雑貨屋さん・木曜館「クロネコボックス」で、9/30まで開催中の万年少女人形館「にっぽんの子ども展」に出品中されている葉子の作品のいくつかを、写真でご紹介いたします。 さくらちゃん (石粉粘土) 犬たち(石粉粘土)と着物の少女(木の粘土)と猫(木の粘土) 犬 (石粉粘土) 看護婦さんキューピー (陶土人形) すずらんうさぎブローチ …

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葉子の万年少女人形館「にっぽんの子ども展」

9.16(水)~30(水)の2週間にわたって、下北沢の雑貨屋さん・木曜館で、葉子の万年少女人形館の作品展示「にっぽんの子ども展」が開かれます。 ●2009.9.16【水】~9.30【水】 ●12:00~20:00 (最終日17:00まで) 下北沢・木曜館 http://www.mokuyohkan.co.jp/ クロネコボックス http://www.mo…

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上野で見た「伊勢神宮と神々の美術展」のまとめ

東京・上野の国立博物館で開かれていた「伊勢神宮と神々の美術展」は、はからずもぼくが生まれて初めて念願だったお伊勢参りを果たした7月の同じ週から開幕していたのですが、毎日のように上野駅を通り過ぎながらもなかなか時間を取ることができずにいて、9月6日の日曜日、最終日の午後になってようやく観に行くことができました。 「伊勢神宮と神々の美術」チケットと皇大神宮の御朱印 遷…

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ビートルズでいちばん好きな曲

ビートルズでいちばん好きな曲は?と訊かれて、一瞬のうちに「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」や「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」や「レボリューション」のシングル・バージョンが脳裏をかけめぐったけれど、すぐに「エリナー・リグビー」と即答してしまったことがあります。 そのとき、ぼくに質問した人に同じことを問い返したら、しばらく沈黙したあと、やはり「エリナー・リグ…

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