マトリョーシカ作品の出品

2月に開かれた「マトリョーシカの国 2012」にて、出品作に注目してくださった方々に心から感謝しています。ありがとうございました。 たいへんな寡作のうえ、商業的に価値あるものを制作するスキルを持つわけでもない自分の作品ですが、ささやかながら心に響くものをつくることができたと感じることができて、うれしく思っています。 こちらは昨年の作品ですが、ロシア雑貨のweb-shop「…

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ルイノク2のマトリョーシカ

ロシア雑貨のweb-shop「ルイノクⅡ」さんにて、マトリョーシカ関連作品をお取り扱いいただくことになりました。 「作家マトリョーシカ」のカテゴリーの中に「稲村光男マトリョーシカ」のページを設けていただきましたが、葉子の万年少女人形館との共同出品で、絵付けをしたマトリョーシカ作品のほか、陶土粘土製・グラス・アイ入りのマトリョーシカ・ペンダントなども出品中です…

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「小品展」 国立 ART IMAGINE 出品のおしらせ

2010年7月1日~7月6日、国立のギャラリーART IMAGINEで催される「小品展」という企画にお誘いをいただいて、出品することになりました。 【小品展 ~生活の中にアートを~】 ■会期/2010年7月1日~7月6日      12:00~19:00(最終日は16:00まで) ■会場/アートイマジンギャラリー(国立市東1-15-33 ヒ…

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シルクスクリーン・プリント・ワークショップで作った三月ウサギTシャツ

3月27・28日、東京を中心に活動する頭文字「S」の3つのデザイン・ウェア・ブランドによる展示会"S-Rooms"の2回目にあたって、以前もご紹介させていただいたsmall designのTシャツ・ワークショップが開催されるというので、今回も参加させていただきました。 前日までプリントしてみたい図案をあれこれ考えてみたのですが、なかなかいいアイデアが浮か…

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4つめのマトリョーシカ

4つめのマトリョーシカは卵形の4個組。全体の画像を掲載しておきます。 モチーフは、マトリョーシカが誕生したのと同じ19世紀末のロシアに生まれ、20世紀初頭の世界を席巻したバレエの天才、舞踏の神さま、ヴァーツラフ・フォミッチ・ニジンスキー。 「薔薇の精」「牧神の午後」「春の祭典」といった彼の代表作と、ニジンスキー本人のイメージをマトリョーシカにしてみました。 …

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3つめのマトリョーシカ

ほんの一部ですが、クローズアップした画像を掲載しておきます。 お察しの良い方はお気づきかと思いますが、ぼくのこの3つめのマトリョーシカ、モチーフはルイス・キャロルの「不思議の國のアリス」「鏡の國のアリス」です。 5個組のマトリョーシカの全体の写真はまた別の機会に。 2月17日から22日まで、吉祥寺の"gallery re:tai…

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それはスポットライトではない - 浅川マキを悼んで

1999年9月9日発行の文芸誌「Ripple」に寺山修司の詩「裏窓」のイメージ・イラストを描いて掲載したとき、この詩を歌った浅川マキに寄せて、ぼくはこんなコメントを記していました。 昔からなんとなく魅きつけられながらもどこか雰囲気負けしてしまうような気がしていた浅川マキの歌のほんとうのステキさに目醒めて病みつきになってしまったのは、実はこの数年来のことです。 その…

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2010年のアリス・イン・ワンダーランド

むかし、「不思議の国のアリス」の画を、好んで描いていたことがあります。 1997年、小説家の速瀬れいさんが主宰していた文芸誌「Ripple」に掲載した上のイラストは、ジェファーソン・エアプレイン1967年のアルバム「シュールレアリスティック・ピロー」に収められたサイケデリック・チューン「ホワイト・ラビット」の挿絵として描いた中の1枚。 Surreali…

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天長祭と七人のサムライ

12月23日といえば、今上天皇陛下の御誕生日。 国民の祝日であるこの日、皇居では祝賀の儀や一般参賀が催され、伊勢神宮をはじめ全国の神社では天長祭が執り行われ、国を挙げてお祝いしご長寿をお祈りするおめでたい日。 それなのに、ぼくはちょっと複雑な思いを抱かずにはいられません。 先の大戦の後に開かれた極東国際軍事裁判で、インド代表のラダビノード・パール判事が法廷そのものの欺瞞…

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ふたつめのマトリョーシカ

先日ご覧いただいた「はじめてのマトリョーシカ」に続いて、ふたつめのマトリョーシカにも絵を描いてみました。 ひとつめとはだいぶ趣きが異なるものにしてみたつもりですが、さっそくこのイメージからの影響を指摘されてしまいました。 Laura Nyro / Eli and the Thirteenth Confession ローラ・ニーロ1968年のアルバ…

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はじめてのマトリョーシカ

はじめて試みた白木のマトリョーシカの絵付け、ひとつできあがりました。 2009年11月3日(火)から15日まで、東京・下北沢のギャラリー「無寸草とづづ」で開かれる「26人のマトリョーシカ展」に出品の予定。 催しの詳細は、追ってまたお知らせいたします。 ギャラリー 無寸草とづづ ◆◇◆ 薬箱手帖 ◆ 稲村光男抒情画工房 ◆◇◆…

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白木のマトリョーシカに鉛筆で下絵付け

白木のマトリョーシカを、新宿の画材屋さん・世界堂で買ってきました。 はじめはどこかのネット通販で購入しようと思っていましたが、実物を手に取って見て選ぶことができたし、お値段もまずまずお手頃でした。 マトリョーシカは、フォルムだけでもかわいい。 入れ子の構造もやっぱりなんだか不思議な感じ。 それに、日光東照宮とはくらべものにならないほど伊勢神宮の建築…

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マトリョーシカのお絵描きとアンティークのクレヨン

久しぶりに、マトリョーシカの絵を描いています。 いっしょに写っている古いクレヨンは、先週の週末、茅場町のリビングギャラリー・スペース「MAREBITO」で開かれた「古道具とアートのある場所 vol.2」へお邪魔して、主の古村さんに譲っていただいたもの。 こんどの土日には同じ「MAREBITO」で、「姫だるま~マトリョーシカTシャツ」でおなじみのブランド「昭和元…

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she's a rainbow ♪ meets iMac

いまぼくの目の前にある白いポリカーボネート製のiMac (Late 2006)はわが家で2代目のMacで、それ以前はルビー色をしたiMac 450DV+を2000年から2006年くらいまで愛用していました。 DTPがものすごい勢いで普及していった1990年代、ペーパーセメントを片手に版下を切り貼りしていたぼくはそれ以前からマッキントッシュ~アップル・コンピュータ製品の購入を目論…

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「ユリイカ」のミュシャ特集

本屋さんの雑誌コーナーで可憐で華麗なアルフォンス・ミュシャの絵が目にとまって手に取ってみると、「ユリイカ」の2009年9月号、表紙には「アルフォンス・ミュシャ 没後70年記念特集」とありました。 ユリイカ2009年9月号 特集=アルフォンス・ミュシャ 没後70年記念特集 「ユリイカ」という雑誌をよく読んでいたのは学生の頃のことで、気になる特集が予告されていれば…

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「ベニスに死す」の美少年ビョルン・アンドレセンと大島弓子「F式蘭丸」

「日本無罪~パール判事トリビュートTシャツ」のバック・プリントになった上のイラストレーション、構図はあえて意識してアルフォンス・ミュシャの作品やそれを模倣した日本の世紀末アールヌーボー、藤島武二描く文芸誌「明星」の挿絵などから流用してみたということは「アルフォンス・マリア・ミュシャと『日本無罪』の系譜」の頁でも書きました。 けれどその他にも、下絵を描いている時から、この…

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伊勢神宮参詣前夜

6月のイベント「黄金ノ國ノ夜明ケ」で行われたsmall designのTシャツ・ワークショップでシルクスクリーン・プリントしてみた上のイラストは、数年前に伊勢神宮の式年遷宮シンボルマーク公募が行われた際、自分なりに子供のころからのあこがれだったこの皇大神宮のイメージを図案化してみたものです。 天の岩戸の日食神話。 天照大御神(あまてらすおおみかみ)と大日é…

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センチメンタル通りの薬屋さん

6月になって梅雨時が近づいて、あじさいの花が咲くころになるといつも決まって、はちみつぱいのアルバム「センチメンタル通り」を聴きたくなります。 このレコードをくる日も来る日も、抱きしめるようにして聴いていたのはたしか25歳くらいのころでした。 紫陽花の花が 六月の雨に濡れているよ だから窓を開けて だから窓を開けて 「薬屋さん」というタイトルのこ…

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リメンバー・パール判事

日本無罪~パール判事Tシャツの発表、そのイラストレーション制作の動機や「日本無罪論」のご紹介、それにあらためてパール判決書について考察したことなどのまとめページをつくっています。 リメンバー・パール判事 - remember justice radhabinod Pal - 「リメンバー・パール判事」というタイトルは、特に耳新しいわけでもない駄洒落ではあるけれ…

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アルフォンス・マリア・ミュシャと「日本無罪」の系譜

新作「日本無罪」~パール判事トリビュート・Tシャツのイラストについて、販売元の日本Tシャツ・ブランド「昭和元禄」の通販ページでは、「デザインは、アルフォンス・ミュシャを模したアールヌーボー調の「日本無罪Tシャツ」というコンセプトです 」とネタバレしてしまっていますので、そのことについていくつか触れておきます。 ちょうど20年前のこの季節、たしか日本橋…

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they say everything can be replaced.

4月29日。 昭和天皇の誕生日だった昭和21年のこの日、極東国際軍事裁判所条例により戦犯容疑をかけられた人々が起訴されました。 その結果、絞首刑の判決を受けた7名の処刑をあえて今上天皇の誕生日である12月23日に執行したこととあわせて、ぼくらが心からお祝いするべき日を暗い影で覆ってしまおうとするようなおぞましいやり方をした奴らのことを忘れまい、と思います。 ちなみに、ぼ…

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ラダ・ビノード・パール判事に捧ぐ

極東軍事裁判の11人の判事の中で、ただひとり被告人全員無罪の意見書を提出したパール判事へのトリビュート作品を、ひとまず完成しました。 こちらがそのイラストレーション作品です。 この絵に若干のアレンジをほどこしたものを、大好評発売中の「姫だるま~マトリョーシカTシャツ」に続くコラボレーション企画第2弾として、日本のアイデンティティを追求するTシャツ・ブラ…

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姫だるま~マトリョーシカのエコ・トート・バッグ

近年の「エコバッグ」ブームで、レジ袋とたいして変わらないやたらとペラペラのトート・バッグなどが出回っていますが、あんなにチープなものが廉価で、ときにはノベルティ・グッズとしてバラまかれていては、かえってエコロジーの観点から見ていかがなものか?という気がしている向きも多いのではないでしょうか。 そんな風潮とは別に、ぼくは昔から便利なトート・バッグの愛用者だったのですが、いまさら上記の…

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羊毛フェルト 消しゴムはんこ マトリョーシカ

亀戸在住のみちさんからいただいたプレゼント。 姫だるま~マトリョーシカのイラストを、羊毛フェルトと消しゴムはんこにしていただきました。 詳しくは↓こちらへ。 羊毛フェルトのマトリョーシカ マトリョーシカの消しゴムはんこ フェルト羊毛15色パックB 【羊毛フェルト】【ハマナカ】毛糸・手芸・コットン 柳屋 ・メーカーハマナ…

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姫だるま~マトリョーシカ・イラストのスライドショー

おなじみ姫だるま~マトリョーシカのイラストを、二通りの装いでスライドショーに仕立ててみました。 frosty fog sparkling ! tiles of sepia color hearts 「お砂糖通り人形店」のポストカードや「姫だるま~マトリョーシカTシャツ」のギャラリーに続いて、今回も" slide ® &…

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ニイタカヤマノボレ一二〇八

もともとぼくは、何でもいいから絵を描くのが好きでしょうがない、というタイプではありませんでした。 何もないところにただ絵を描いて何かを表現できるとは、いまだに思えません。 自分の描く絵を「抒情画」と読んでいるのは、もちろん竹久夢二・蕗谷虹児・中原淳一あるいは林静一といった人々の仕事に感銘を受けてしまったからではあるけれど、それ以上に"lyrical illustration"…

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姫だるま=マトリョーシカ

当初「二人の季節展」向けにあわてて描いて、レターセットやプチ封筒に仕立ててみた絵でしたが、展示終了後になって思ってもみなかった反響を呼びはじめていて、もしかすると、これから先もいくつかのべつの形でお届けすることができるかもしれません。 くわしくはまた追々。どうぞお楽しみに。 【eps files download page】 http://www.loftw…

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姫だるま・その3

マトリョーシカのルーツが日本の姫だるまだった、という説があることを今回初めて知りました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E4%BA%BA%E5%BD%A2 日露戦争の時に捕虜となったロシア兵が愛媛の郷土玩具をまねて作った、…

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「二人の季節展」終了しました

見てくださった方、 ありがとうございました。 今回も質・量ともに満足できる展示には程遠かったのですが レターセットや封筒といった文具を作ってみたことで すこしだけ何か見えてきそうな気がしています。 これからもその方向でいろいろやってみたいと思っていますので どうぞよろしくお願いします。 稲村光男抒情画工房

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