「万年少女人形館」作品集

ガラスのひとみのお人形。お菓子のようなブローチ。その世界に触れたみんなの心をとらえてはなさないまま、2011年晩秋 安らかな眠りについた葉子の作品集。愛おしさをこめて、文庫サイズのかわいらしい本ができあがりました。memorial photo book万年少女人形館 作品集人形と小物 葉子写真と構成 稲村光男発行元 点滴堂24枚の写真がポストカード仕様になったA6サイズ(10.5cm×15c…

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マトリョーシカ作品の出品

2月に開かれた「マトリョーシカの国 2012」にて、出品作に注目してくださった方々に心から感謝しています。ありがとうございました。 たいへんな寡作のうえ、商業的に価値あるものを制作するスキルを持つわけでもない自分の作品ですが、ささやかながら心に響くものをつくることができたと感じることができて、うれしく思っています。 こちらは昨年の作品ですが、ロシア雑貨のweb-shop「…

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マトリョーシカの国 2012

2月8日(水)から12日(日)まで、吉祥寺 gallery re:tailで開かれる企画展「マトリョーシカの国 2012」に参加します。 今年で3回目になるこの企画展。たくさんの参加アーティストのステキなマトリョーシカやかわいいグッズ、本場ロシアからやってきたレアものなどが一同に集まる、とても楽しみなイベントです。 とくに昨年は何人かの作家さんとのたい…

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ギリシャ神話のマトリョーシカ

2011年2月、吉祥寺 gallery re:tailの企画展「マトリョーシカの国」に出品した作品です。 matryoshka doll : images of Greek myths ふたご座のカストルとポルックス、レダと白鳥…。星の神話に登場する古代ギリシャの神さまをイメージして描いてみました。 Kastor and Polydeukes Leda …

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吉祥寺 gallery re:tail 企画展「マトリョーシカの国」

2月9日(水)から13日(日)まで、吉祥寺のgallery re:tailで開かれる企画展「マトリョーシカの国」に参加します。 昨2010年2月にぼくもひとつめの「アリス・マトリョーシカ」などを出品させていただいた「マトリョーシカの村」展が大好評で、1600人もの方にご来場いただけたということから、今年2011年はさらにもりだくさんな内容になって、吉祥寺の中道通りのギャラリーr…

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マトリョーシカ展【3】 下北沢 ギャラリー無寸草とづづにて

2010年11月2日から、下北沢のギャラリー無寸草とづづにて「マトリョーシカ展」が開かれます。 昨年にひきつづき、ぼくは葉子の万年少女人形館といっしょに 【葉子&光男】 の名まえで参加させていただくことになりました。 マトリョーシカ展【3】 下北沢 ギャラリー無寸草とづづ http://www7a.biglobe.ne.jp/~musunso/ …

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ルイノク2のマトリョーシカ

ロシア雑貨のweb-shop「ルイノクⅡ」さんにて、マトリョーシカ関連作品をお取り扱いいただくことになりました。 「作家マトリョーシカ」のカテゴリーの中に「稲村光男マトリョーシカ」のページを設けていただきましたが、葉子の万年少女人形館との共同出品で、絵付けをしたマトリョーシカ作品のほか、陶土粘土製・グラス・アイ入りのマトリョーシカ・ペンダントなども出品中です…

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「小品展」 国立 ART IMAGINE 出品のおしらせ

2010年7月1日~7月6日、国立のギャラリーART IMAGINEで催される「小品展」という企画にお誘いをいただいて、出品することになりました。 【小品展 ~生活の中にアートを~】 ■会期/2010年7月1日~7月6日      12:00~19:00(最終日は16:00まで) ■会場/アートイマジンギャラリー(国立市東1-15-33 ヒ…

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トクマルシューゴ ライブ at 恵比寿リキッドルーム 2010.6.6.

6月6日、ずっと楽しみにしていたトクマルシューゴさんのライブへ、行ってきました。 どのくらい楽しみにしていたかというと、昨年はじめてこの「薬箱手帖」でその音楽について綴ったころから、とにかくライブがすばらしいと聴かされていて、ずっとずっと見てみたいと思い続けていたのです。 【薬箱手帖】 トクマルシューゴ - Rum Hee http://timeand…

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アリスの時間 - トレヴァー・ブラウン&山吉由利子展に寄せて

人形作家の山吉由利子先生とイラストレーターのトレヴァー・ブラウン氏とコラボレーション展示が企画されているということはだいぶ前から耳にして、ずっと楽しみにしていたのですが、その二人展のテーマが「アリスの時間」であるということを知ったのは、わりと最近のことでした。 「2010年のアリス・イン・ワンダーランド」で書いたように、今年は「アリスの年」になるだろうと予想はしていましたが、尊敬す…

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坂本慎太郎さんからの電話 - ゆらゆら帝国の解散に寄せて

1990年代の初め頃のこと。「ゆらゆら帝国」という変な名前のバンドがおもしろいよ、と教えられたとき、ぼくはその名前に覚えがありました。 少し前に読んだ雑誌「宝島」のネオ・ヒッピー特集号に掲載されていた小さな記事で、貧乏暮らしをしている美大生としてとりあげられたアングラ風な青年が、そんな名前のバンドをやっている、と紹介されていたことが、なぜか印象に残っていたのでした。…

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The Times They Are A Changin' - 続 ボブ・ディランの来日公演に寄せて

ぼくがボブ・ディランのライブを観たのは1994年、3度目の来日のときのことでした。 そのときの演奏で、いまでも印象に残っているのは、"The Times They Are A Changing"。 「時代は変わる」という、時代が変わっても変わらない真実を歌った1964年のヒット曲を古色蒼然としたたたずまいで歌うボブ・ディランと彼のバンドを観ながら、自分がい…

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ロイヤル・アルバート・ホール 1966 - ボブ・ディランの来日公演に寄せて

前回取り上げた「イーゴリ・ストラヴィンスキーとヴァーツラフ・ニジンスキーの『春の祭典』」について、なによりぼくにとって印象深いのは、"Le massacre du Printemps" 「春の虐殺」とまで皮肉られたこの「春の祭典」初演時の混乱と喧噪のようすが、ボブ・ディラン「ロイヤル・アルバート・ホール」のライナーノーツの冒頭に引用されていたことです。 19…

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イーゴリ・ストラヴィンスキーとヴァーツラフ・ニジンスキーの「春の祭典」

ぼくが描いた4つめのマトリョーシカのモチーフは、マトリョーシカが誕生したのと同じ19世紀末のロシアに生まれ、20世紀初頭の世界を席巻したバレエの天才、舞踏の神さま、ヴァーツラフ・フォミッチ・ニジンスキー。ということは前にも触れました。 ニジンスキー・マトリョーシカ #3「春の祭典」 4つめのマトリョーシカ http://timeandlove.at.webry.…

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お砂糖通り人形店8 下北沢・無寸草にて

桃の節句のころに開かれる毎年恒例の催し「お砂糖通り人形店」が、今年も下北沢のギャラリー「無寸草とづづ」にて、3月2日からはじまります。 お砂糖通り人形店【8】 2010/3/2(火) - 3/14(日) 12:00 - 20:00 (最終日17:00まで) *月曜休廊 *居酒屋づづは23時まで営業 ギャラリー無寸草とづづ http://www7a.…

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Complete Alice - 「少女アリス」の最終復刻に寄せて

「復刊ドットコム」でリクエストに一票を投じていた写真集、沢渡朔の「少女アリス」は、続編の「海から来た少女」とあわせて「完全版アリス」として数年前に限定復刻されていましたが間もなくまた完売となってしまい、このたび「最終復刊」との触れ込みで部数限定重版のおしらせが届き、河出書房新社より発売されました。 完全版 アリス Complete Alice 1970…

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フェリーニの「道」のジェルソミーナのテーマ

スポーツやオリンピックにはまったく興味がないのですが、バンクーバー五輪のフィギュアスケートの男子フリーで銅メダルを獲得したという高橋大輔選手の競技シーンがテレビで放送されるたび、バックに流れる音楽を聴かされて、胸が詰まるようなたまらない気持ちになってしまいます。 Nino Rota: La Strada; Il Gattopardo; Concerto Soirée …

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「マトリョーシカの村」のようす

吉祥寺 gallery re:tailで開かれている企画展「マトリョーシカの村」。初日の夕方にお邪魔してきました。 「マトリョーシカの村」の入り口は、観光地にあるようなマトリョーシカの顔はめ看板が目印です。 せっかくなので、記念撮影を1枚。 60年代サイケデリック調にレタッチしてみました。 いよいよ村の中へ入るとすぐに、「姫だる…

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吉祥寺のマトリョーシカの村 ギャラリーre:tailのマトリョーシカ展

Yahoo!ニュースに、思いがけずぼくの名前が出ているのを見つけてびっくりしてしまいました。 吉祥寺でマトリョーシカ企画展-100体展示、マトリョーシカ雑貨販売も  吉祥寺の「gallery re:tail(ギャラリーリテイル)」(武蔵野市吉祥寺本町3、TEL 0422-26-9874)は2月17日より、企画展「マトリョーシカの村」を開催する。 …

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小村雪岱の「文学としてのデザイン」 ~北浦和・埼玉県近代美術館の小村雪岱展に寄せて

日本人で最もすぐれたグラフィック・デザイナーは?という問いには、まず第一に小村雪岱の名を挙げたいと、ぼくは常々思っていました。 けれど、世間で小村雪岱の名前を耳にすることはほとんどありません。雪岱(せったい)の名の読み方さえ知られていないのではないのでしょうか? 最近では「芸術新潮」2010年02月号で雪岱のことを大特集している、というのでさっそくAmazonで見てみたら、内…

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新潮文庫のアリスと金子國義先生のこと

いま全国の書店で容易に入手できる新潮文庫版の矢川澄子訳 「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の挿画は金子國義が手がけたもので、その装丁を眺めていて久しぶりに金子先生のことを思い出しました。 矢川澄子訳 「不思議の国のアリス」 (新潮文庫) 挿絵:金子國義 もう10年かそれ以上前のことで、おそらく先生ご本人のご記憶にも残ってはいないかもしれませんが、ご縁があって…

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オスカー・ワイルドの「幸福な王子」と法隆寺の捨身飼虎図

葉子の万年少女人形館の新作陶土人形は「幸福な王子」をイメージして作ってみたので、そのお人形を入れる箱を製作してほしい、との依頼を受けました。 童話「幸福な王子」をはじめて読んだ、というより耳にしたのはまだ幼稚園児のころ。 「東京こどもクラブ」の朗読レコードで聴きながら絵本を眺めたのが最初の出会いだったと記憶しています。 なんだかとても悲しくて、心に残るお…

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堕ちた天使と熾天使 Seraphim

12月20日の日曜日には、高円寺の手づくり雑貨とお洋服のお店「ninni」へお邪魔して、葉子の万年少女人形館の新作「幸福の王子」ほか、いくつかの作品の納品におつきあいしました。 ninni http://www.too-ticki.com/ninni/ そのついでに、ささやかながらクリスマスのプレゼントを購入しました。 この可愛らしいポ…

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写真と古道具のくらし

11月22日の日曜日には、6月のTシャツ・イベント「黄金ノ國ノ夜明ケ」でお世話になったのを機会に、その隠れ家的な場所と古くて味わいのある調度品が調和した空間がすっかり気に入ってときどき訪れている茅場町のリビング・ギャラリー・スペースMAREBITOにまたおじゃまして、「写真と古道具のくらし」の展示を見せていただきました。 今回は、雷鳥社から「写真でつくる雑貨」という本を上梓されてい…

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26人のマトリョーシカ展のようす

「26人のマトリョーシカ展」は、下北沢・ギャラリー無寸草とづづにて11月15日の日曜日午後5時まで開催。 ぜひお誘い合わせのうえお立ち寄りください。 http://www.loftwork.com/user/10669/blog/45451/ ◆◇…

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チェルシー・ガールのウインター・ソング - ニコ

数日前に、BSでフェデリコ・フェリーニの映画「甘い生活」を放送するというので、「道」がいちばんのお気に入りのわが家でもこれはぜひ観てみようと言ってチャンネルをあわせていましたが、眠くて眠くて寝てしまい、ようやく最後の方で目が覚めて、ニコが端役で出演しているシーンを見ることができました。 そして今夜、同じくBSで放映されて観てみたのは、1993年のヴェルヴェット・アン…

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はじめてのマトリョーシカ

はじめて試みた白木のマトリョーシカの絵付け、ひとつできあがりました。 2009年11月3日(火)から15日まで、東京・下北沢のギャラリー「無寸草とづづ」で開かれる「26人のマトリョーシカ展」に出品の予定。 催しの詳細は、追ってまたお知らせいたします。 ギャラリー 無寸草とづづ ◆◇◆ 薬箱手帖 ◆ 稲村光男抒情画工房 ◆◇◆…

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白木のマトリョーシカに鉛筆で下絵付け

白木のマトリョーシカを、新宿の画材屋さん・世界堂で買ってきました。 はじめはどこかのネット通販で購入しようと思っていましたが、実物を手に取って見て選ぶことができたし、お値段もまずまずお手頃でした。 マトリョーシカは、フォルムだけでもかわいい。 入れ子の構造もやっぱりなんだか不思議な感じ。 それに、日光東照宮とはくらべものにならないほど伊勢神宮の建築…

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ジム・ジャームッシュ アーリー・コレクション

前回「ワルチング・マチルダ ~ Tom Traubert's Blues」と題してトム・ウェイツのことを綴った前の晩、最近は何を聴いてるの?と訊ねられて、ちょうど頭の中が「トム・トルバーツ・ブルース」のメロディでいっぱいだったのでトム・ウェイツの名前を出したら、映画「コーヒー・アンド・シガレッツ」でイギー・ポップと共演してるのが最高に面白かった、という話になりました。 映画「コ…

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「にっぽんの子ども展」のようす

下北沢の雑貨屋さん・木曜館「クロネコボックス」で、9/30まで開催中の万年少女人形館「にっぽんの子ども展」に出品中されている葉子の作品のいくつかを、写真でご紹介いたします。 さくらちゃん (石粉粘土) 犬たち(石粉粘土)と着物の少女(木の粘土)と猫(木の粘土) 犬 (石粉粘土) 看護婦さんキューピー (陶土人形) すずらんうさぎブローチ …

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